名古屋市・鶴舞のリラクゼーションサロン
「ホットハンド」

首こりは筋肉が硬直している状態のこと

首こりと聞いて、あなたはどのような症状を思い浮かべますか？「首まわりが固まったような不快感がある」。そこから派生して、「肩や背中が重い」、「目が疲れる」、「頭痛がする」等、首こりと一言で言っても、思い浮かべる症状は人それぞれでしょう。

こうした症状は、首から肩にかけての筋肉が緊張して硬直し、血液の流れが悪くなることによって生じます。首まわりの血液の循環が悪くなると、脳に酸素が十分に行き渡らなくなります。そのため、首の不快感だけでなく、頭痛、目眩い、不眠、集中力の低下、気持ちがイライラする等の症状が出やすくなるのです。

こうした首こりの症状を軽減・解消させるにはどうしたら良いのか、見ていきましょう。

首こりの主な原因は5つ

解消方法を考える前に、まずは首こりの主な原因を5つを挙げてみます。

長時間同じ姿勢

オフィスワークでパソコンの前に座っていると、正しい姿勢であっても長時間同じ姿勢でいることが多くなりますね。同じ姿勢を長時間続けていると、筋肉の伸縮が行われず血液の流れが悪くなり、首こりの原因になりやすいです。

目の疲れ

スマートホン、ゲーム、パソコン等、現代は目が疲れやすい生活を送る人が増えています。目の疲れも血液の循環を悪くするので、首こりの原因に繋がりやすいです。

運動不足

日頃から体を動かしていないと、普段使われていない筋肉は緊張しやすくなり、血行不良を招いてしまいます。

ストレス

ストレスは自律神経の働きを活発化させ、筋肉が緊張することで血流が悪くなり、首こりの原因になります。

生活習慣

不規則な食事や睡眠不足が慢性化すると、血液の循環が悪くなり、首こりの原因になります。不摂生な生活は健康全般に大きな影響を与えます。ファストフードやコンビニ食が続くような食生活を続けていると栄養バランスが乱れ、血流が悪くなりがちです。

効果的な対処法でこりをやわらげる

首こりの主な原因がわかったところで、自宅や職場でもできて効果のある対処方法をご紹介します。

ストレッチで軽い刺激を

鎖骨まわりを指でほぐす。首をゆっくりと左右にまわす。肩を上下に動かす。腕を廻して肩甲骨を動かす等、硬直した筋肉をほぐしましょう。一度に強い刺激を与えるのではなく、定期的に軽い刺激を与えていく方が効果的です。

職場の環境を改善する

定期的に休憩をとり、ストレッチをする等、体をほぐすことを心がけましょう。また仕事中はパソコンとの距離を50cm以上離す。首が無理のない角度になるよう目線を調整する。目が疲れないように部屋を明るくする等、すぐに改善できそうなことは取り入れていけると良いですね。

首を温める

冬に限らず夏でもエアコンの効き過ぎにより体が冷えやすい環境が増えています。寒いと思ったら、早めにカイロや蒸しタオルで首を温めましょう。目が疲れている時は、蒸しタオルで目を温めたり、遠くの景色を見たりすると良いでしょう。

湯船での入浴

お風呂は体が温まり血流が良くなるので、首こりにも効果的です。湯船に熱すぎないくらいのお湯を溜め、ゆったりとつかりましょう。お風呂上がりは湯冷めをしないように注意してください。

体を動かす

エレベーターではなく階段を使う。電車やバスでは座らず、窓から遠くの景色を見るといった、空いた時間にできることを生活に取り入れてみましょう。ラジオ体操や腕立て伏せなど、体の負担が軽い運動から始めてみるのも良いですね。

枕を替えてみる

もし柔らかい枕で寝ているのなら、堅い枕に替えてみるのもひとつの方法です。選び方のポイントは、横になった状態が立ったときの状態と同じであること。頭の位置が固定されると首の負担が軽減され、脳も体もリラックスします。

ストレスを溜め込まない

できるだけストレスは溜め込まないことです。好きな趣味の時間を作る等、うまく気分転換をして自分なりの発散方法を探してみましょう。

まとめ

首こりの原因は、日常の様々な場面に潜んでいます。そのすべてを取り除くことはできませんが、まずはできるところから始めていきましょう。症状が少しづつ軽減・解消していけば、きっと今より毎日が楽しくなるはずですよ。