名古屋市・鶴舞のリラクゼーションサロン
「ホットハンド」

肩、腰、背中のマッサージ施術を受けている時に、または施術後翌日以降に「何だか筋肉痛と違うような痛みがある」といった、普段と違う痛みの中に、病気のサインが潜んでいることがあります。
例えば、「普段通りに生活していてもずっと痛みが残っている」「マッサージで指圧されたりさすられたりした時に痛い」時、その原因は内臓の痛みからくるものかもしれません。

肩、腰、背中をマッサージされて痛むのはどうしてなのか、いくつかの原因を見ていきましょう。

肩、腰、背中の痛みは内臓の病気のサインかも

肩、腰、背中は脊髄の付近にあります。
脊髄は脳へつながっており、痛みを感じた場合、脊髄を通り脳へ伝わります。
この際に脳が関連痛を起こす場合があるのです。
関連痛とは、例えば背中を押した際に脳が内臓の痛みを感知したと思い込む症状です。

本当は内臓のどこかが痛いのに、背中が痛いと感じてしまうのです。
それに気づかず、何となく腰が痛いためマッサージ屋に行ったところ、施術後に熱が出始め感染症と診断されたというケースもあります。
そのほかに、腰をマッサージされたら鈍い痛みがあり、前立腺炎と診断されたというお話もあります。
腎盂炎や胃潰瘍で腰痛が出る場合もあります。

または胆のう炎やすい臓が悪い場合も、腰や背中に痛みが出ることがあるため、マッサージをされて痛みが出てしまうこともあるのです。
背中や腰付近をマッサージされた時に痛いのは、内臓系に病気があって痛みが出る場合があるということをおぼえておきましょう。

頭皮マッサージでの痛みは血行不良が原因

頭皮マッサージをされると、「痛いけど気持ちが良い」という感覚を覚えることが多い中、人によっては打撲のような鈍い痛みや、ズキズキとした強い痛みを感じる場合もあります。
これは頭皮が血行不良によって固くなってしまっている「頭皮のコリ」が関係しています。

頭部は前頭筋、側頭筋、後頭筋という筋肉があり、頭頂部は帽状腱膜という、頭蓋骨を包み込んでいる組織があります。周りの筋肉が収縮すると、帽状腱膜が張り、頭皮を圧迫します。
血流が悪い時にマッサージを受けると、帽状腱膜がぐっと引っ張られ、頭皮が硬い場合には強い痛みを感じてしまうのです。

そのため、筋肉がある部分だけでなく、筋肉がない頭頂部でも、触れたり押したりすると痛みを感じることがあります。

また、頭の後頭部には神経がたくさんあるのですが、これらの神経からくる発作のような痛みを「後頭神経痛」と呼びます。
後頭神経痛は後頭部や首の後ろ側などの部分に、電気が走るような痛みが出る病気です。
そのため、頭皮マッサージをされて、びっくりするような痛みに感じる場合があります。
我慢ができないほどの痛みを感じたら、すぐに施術を中止して、病院で診てもらいましょう。

足つぼで体調チェックができる

足の裏は臓器とつながっているため、体調不良の部分が分かると言われています。
例えば足の親指を押して痛む時は、睡眠不足やストレスを抱えている場合が多いそうです。

これは脳と関係しているといわれています。

足裏で痛みを感じる部分は硬くゴリッとした感触があります。これは老廃物が溜まっているためです。
足の裏は各臓器と関係しているため、刺激した場合に痛むのなら目や消化器系、首や肩の血流が悪いなどの症状も分かるのです。

足のつぼは自分でも簡単にツボ押しができるため、全身の体調をチェックする方法としておすすめです。
自分で体の不調を感じる部分の症状をおさえられ、毎日寝る前などにマッサージができるため、お風呂上りの血行が良い状態で行うとより一層効果的です。
自分の健康チェックとしても活用できそうですね。

日々のストレス緩和法の1つに、マッサージ施術を受けに行く場合、マッサージ中に気持ちよさを感じず、痛み方が激しい時は無理をしないようにしましょう。

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